理想の終の住処 ccrc 継続的なケア付きの高齢者たちの共同体について

都市部の高齢者が地方へ移住する事は

 

今まで住んできた環境【人間関係、散歩コース、買い物先、病院など】を捨ててまで

 

移り住むメリットを考えるなら相当大きなメリットが必要であると考える。

 

では、住み慣れた今の地域を住みやすい地域へ自分達で変えていくことを考えてみるのはどうだろう?

 

Continuing Care Retirement Community の略であるが、そこに注目すると

 

継続的なケア付きの高齢者たちの共同体 和訳で

 

継続的なケアに含まれるのは、介護、医療

 

共同体には、自治会やサークルなど人の集まり

 

と考えると、介護不足は目に見えているが、それに高齢者が対応するためには

 

同じ地域に子育て世代や20代の若者が住みたくなるような環境にする必要がある

 

そのためには、公園などを用意し、シルバーさんで掃除やメンテナンス、見回りをする事で

 

子供が自由に遊べる、親は親同士や親世代の高齢者に相談できる

 

高齢者は散歩、おしゃべり、子供から癒し、社会貢献による充実を得られ、心も体も健康になりつつ

 

不自由になった時のリスクヘッジができる

 

保育園や幼稚園についてもそうだ。高齢者が運転手をやれば車を持たない若い世代でも負担なく

 

通わせる事ができる。

 

金銭的コストを抑える事ができれば、若い世代が集まり、自分達の為にもなる

 

医療も人の多いところに集まる傾向があるし、

 

身近なサークルや公的なイベントや施設を利用する方法を調べれば実は使えるものは沢山あるのに

 

活用しきれていない現状がわかるだろう。

 

以上より、どこか遠くに移住するのではなく、住みなれた我が家を起点に充実させる努力を今一度

 

見回してみて、地方には旅行に行くのが一番である。

 

美味しいものを食べ、温泉にでも入りたい。